ヨガ


妊産婦向けのヨーガ。
呼吸と共に行うヨーガの体操は妊婦の心の状態を安定させる効果や、分娩時の痛みのコントロールにもつながる。
「ヨガ」と発音する人がいるが、サンスクリットで「O」(オー)の字は、常に長母音なので、「ヨーガ」が正しい。
ただ日本語の長母音はサンスクリット語の三倍母音なので長くのばしすぎるのも問題である。
修行者はヨーギー(ヨーギ、Yogi)、女性の修行者はヨーギニー (Yogini) と呼ばれる。
内容としては主に観想法によるヨーガ、静的なヨーガであり、それゆえ「ラージャ・ヨーガ」(=王・ヨーガ)と呼ばれている。
その方法がアシュタンガ・ヨーガ(八階梯のヨーガ)と言われる八つの段階のヨーガである。
ヤマ(禁戒)、ニヤマ(勧戒)、アーサナ(座法)、プラーナヤーマ(呼吸法)、プラチャハーラ(一心集中)、ダラナ(凝念)、ディヤーナ(静慮)、サマーディ(三昧)である。
また同書を根本教典として「ヨーガ学派」が成立した。
同派は、インド哲学の六派哲学の1つに位置づけられている。
仏教においては元のサンスクリットを漢字で音写して「瑜伽」(ゆが)と呼ぶか、あるいは意訳して「相応」とも呼ぶ(詳細は「瑜伽」の項参照)。
マントラ(特に、神の名)を繰り返し唱えるヨーガ。
感官の確かな制御がヨーガである (『カタ・ウパニシャッド』6-11)12世紀〜13世紀には、タントラ的な身体観を基礎として、動的なヨーガが出現した。
これはハタ・ヨーガ(力・ヨーガ)と呼ばれている。
現在世界中に普及しているヨーガはこのハタ・ヨーガの方法である。
内容としては難しい坐法(アーサナ)や呼吸法(プラーナーヤーマ)を重視し、"超能力"や三昧を追求する傾向もある。
高温多湿(温度を38℃、湿度を65%程度)の空間で、ハタ・ヨーガをベースにしたアーサナ(ポーズ)を行うヨーガ。
通常、換気扇などで排気・吸気の行える部屋で、ガスファンヒーターと加湿器、温度計・湿度計を使用し、室温と湿度を環境調節しながら60分 - 90分程度、鼻呼吸で有酸素運動を意識しながら、1リットル程度の水分を補いながらアーサナを行う。
また暖かい環境下で、呼吸を意識しながら身体を柔軟に動かすことで、通常よりも多く発汗を促すことが期待でき、新陳代謝も効果的に上げることができ、脂肪燃焼効果も運動と発汗と共に期待できるため、人気を集めている。
またホット・ヨガを行う場合、1時間で通常500ミリリットル以上の発汗することが報告されており、大量に発汗するため、普段の食事などから水分やミネラルをホット・ヨガ開始までに心がけて補うことが理想的で、怠るとワークアウト中の発汗により脱水症状を引き起こしたり、高温・多湿環境で気分や体調を害する可能性があるため注意が必要。
もちろんワークアウト中も小まめに水分補給することは必須である。
しかし高温・多湿環境に慣れ、発汗と共に効果的にアーサナをとることができるようになれば、代謝が良くなっていくことを体重や肌つやなどの体調の変化から効果を実感できるようになり、美容や体調管理に効果がある。
従ってこのヨーガは、自己流又は単独実践は避け、然るべき師に就いて実践すべきとされている。
「然るべき師」とは、単に知識豊富で多少の呼吸法ができる師のことではなく、自身がクンダリニーの上昇経験を持ち、且つそれを制御できる師のことである。
更に師に就く場合、その師がどの師からの指導を受け、またその先先代の師はどの師なのか、少なくとも2、3代先の師まで辿れる師に就くことが望ましい。
しかしながらそうした人物に出会うのは難しい。
また、自らクンダリニーを制御できることを標榜する人物は、その時点で、クンダリニーに対する執着を棄てきれず、神に対して敬虔なヨーガの精神に反する生き方をしていると世間にアピールするようなものであり、そうした人物を師と仰ぐのは危険とする意見がある。
しかしながら、クンダリニー云々を標榜できる人物でなければ制御は難しいとする意見もある。

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